００６１北京より愛をこめて!?

（原題：國産凌凌漆／94年・香港）
監督：チャウ・シンチー（周星馳）、リー・リクチー（李力持）
脚本：ビンセント・コク（谷徳昭）
出演：チャウ・シンチー、アニタ・ユン（袁詠儀）、ウォン・ガムコン（黄錦江）、チャン・ポーリン（ポーリン・チャン、陳寶蓮）
国宝級の恐竜の頭蓋骨の化石を何者かに盗まれ、腕利きのスパイも殺されてしまい、十年ぶりに凌凌漆が任務についたが…。
『007/黄金銃を持つ男』のパロディ。オープニングからやってくれます。曲も００７のテーマソングに激似のぎりぎりな編曲で、本家から怒られなかったのかな？（笑）中国政府には「人民解放軍をバカにしている！」と激怒され、放映禁止になってしまったとか。当時の香港映画のパロディも多いけれど、単純に見て笑えます。一番好きなシーンは「ゴールド・ウィーーーング！」。（笑）この時代からもう今と同じようなことやってたんだねー。こんな人が『少林サッカー』公開まで日本ではほとんど無名だったなんてもったいない。
この時代は意外と血に寛容だったんだなぁ…結構血が出てくるシーンが多くてびっくりしました。あと、シンチー、ずーっとたばこ吸ってるのがうっとおしい。（笑）これも時代なのか。
秘密兵器開発部員のおじちゃん、なんで「名字を付けろ！」ってしつこく言ってたのかと思って調べてみたら、「聞西（マンサイ）」だけだと「女性器の匂いを嗅ぐ。」という意味になってしまうからだって。そりゃあんまりな名前だ。（笑）（ソース）
シンチー、３２歳位なんだけど、裸エプロンのシーンはちょっとムチムチしてます。（笑）今は痩せすぎなのかな、この位でもいいかも。アニタ・ユン、ほんとかわいいなぁ。小動物的でかわいい☆思わず見とれてしまいました。謎の女役のチャン・ポーリン、美人だけどその後ヤク中になったり波瀾万丈な人生を送り自殺したって…；『少林サッカー』鉄頭役のウォン・ヤッフェイ（黄一飛）もチョイ役で出ていました。
ＰＳ：日本語吹き替え版では、シンチーの声を山ちゃんではなくサンジ（平田広明）がやってました。http://homepage2.nifty.com/hirata_data/data3.html
・チャウ・シンチー関連：
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・おまけ：
ビンセント・コクのインタビュー　http://nan.under.jp/singchi/v_kok.html