・『とっておきの日曜日』津田直美小さいとっておきの日曜日〈1〉 (中公文庫)
図書館で見つけて一目惚れしちゃった。色鉛筆を主体にしたイラストと手書きの文字の絵本のような本で、おやつ作りや工作など日曜日を楽しむためのさまざまなアイデアが載っています。なんとも温かい気持ちになってリラックスできるので、ゆったりした時間を楽しみたい人におすすめ。
文庫は3巻、絵本サイズのハードカバーは5巻まで出ています。きれいなイラストを楽しむため、できれば大きなハードカバーで見て欲しいけど、もう売ってないかなぁ…。


・『ゴードン・スミスのニッポン仰天日記』リチャード・ゴードン・スミス著、荒俣宏ゴードン・スミスのニッポン仰天日記
明治時代の日本にやってきたイギリス人の日記。スミス氏の日記から、当時の日本の文化や風習を知るのはもちろんのこと、“ガイジン”と日本人のたどたどしい交流の様子がなんとも面白い。貴重な写真や絵師を雇って描かせた絵も満載。
庶民の着物の着方や障子等々、今のイメージで見るとおかしなものが沢山あって、ハリウッド映画に出てくるヘンな日本とまるっきり同じな物が多くてビックリした。それと、明治時代の上野や横浜、箱根などの写真も面白かった。
それにしても、百年前のイギリス人(それともスミス氏だけ?)は女性蔑視だったんだなぁ…。
荒俣宏のプロフィール(アラマタゲノム
http://www.geocities.co.jp/Bookend/6743/profile.html