ペイ・チェック消された記憶

(原題:PAYCHECK/03年・米)
監督:ジョン・ウー
出演:ベン・アフレックユマ・サーマンアーロン・エッカートポール・ジアマッティ、ジョー・モートン
情報化が一段と進んだ近未来社会。フリーのコンピュータ・エンジニア、マイケル・ジェニングスは、ハイテク企業の開発部門を渡り歩き、機密保持のため、報酬と引き替えに開発期間中の記憶を抹消するという手続きを繰り返していたが…。(goo映画フィリップ・K・ディックの小説を映画化。
原作は読んでないので、忠実に映画化したのかどうかは分からないけれど、先の読めない話がとても面白い。元々マット・デイモンが主人公にオファーされていたらしいけど、『ボーン・アイデンティティ』とスケジュールも設定もかぶるので断ったらしいが、こっちのストーリーの方が断然面白かった。単体では全く意味のないガラクタが、ある瞬間だけ自分の命を助けるための鍵となる。この設定がとても面白い。何に使うのか考えながら観ました。でも、自分が同じ状況になったら使いこなせないかも。(笑)
ただ、アクションが『マトリックス』みたいだったり、所々どこかで観たことのあるような感じでなんだか大味。ただのエンジニアがあんなに動けるわけないだろ、とツッコミ所も多々ある。ジョン・ウーらしさと言えばうるさい音楽とあの鳩(あんなシーンで!(笑))だけで、期待するとガッカリするかも。何も考えずに観ると楽しめるかな。
ベン・アフレック、七三分けかっこわるい。(笑)そんな髪型しても頭よく見えません。(笑)やっぱ肉体労働系なんだなぁ。スーツ姿じゃない方がかっこよく見える。
ユマ・サーマン、『キル・ビル』の時期と同じだったのか、二の腕が妙にムキムキしていて、ただの科学者には見えません…。
『T2』の科学者役を演じたジョー・モートンが。久しぶりにみたら、すごい老けてた…。
http://www.paycheck.jp/