『流れる星は生きている』藤原てい

第二次世界大戦終戦直後、著者が夫と離れて一人で6歳・3歳・生後間もない赤ちゃん達を連れ、満州・新京(長春)から脱出して家へ帰るまでの話。
いくら子供のために頑張ると言っても、あまりにも想像を絶することばかり。私だったらとっくに死んでいるんだろうな…。子を思う母の強さと、今の世の中とは違いすぎる辛さを思って、読んでいて涙が止まりませんでした。平和って本当にありがたい…。今の時代だからこそ、ぜひみんなに読んでもらいたい一冊です。